パンドラの箱
様々な災厄が飛び出し、しかし希望は出る事が出来なかった。
様々な災厄が飛び出し、残されたとされる希望は、実は嘘だった。
残された希望を期待するが為に、人々は苦しまなければならなくなった。
"残された It "は日本語では無く、そして複数の意味を持つモノだった。
"飛び出した It "すら幸福、あるいは予兆だったのかもしれない。
"入れ物"すら本当に箱だったのか壺だったのかヒトだったのか、定かでは無い。
真実は神ですら知らない。
なぜならそれはそのコトバを用いたヒトだけの真実だから。
全知全能は既に崩れている。
そして私は繰り返す。
その It の正体を決定するのは私であり、貴方であると。
この世界が私達で無く、私であり貴方である世界で在るが為に。
この世界に意味を与え構築してきた、私であり貴方で在るが為に。